猫を飼い始める人が、コロナになって、どんどん増えています。猫は犬と違い、室内で飼う人がほとんどだと思います。家族である猫にとって、住みやすい環境を整えてあげましょう!人と同じように、猫の健康も住む環境と密接に関連しています。
猫にとって、最適な部屋の温度
夏は27℃前後、冬は23℃前後が、猫にとっては適温になります。成猫や個体差はありますが、この温度を頭に入れておくと良いでしょう。子猫とシニア猫にとっての適した温度設定は、少し異なります。子猫の場合には、自分で動き回れないぐらいの年齢であれば、体温調節が自分で上手く行えないので、しっかりと保温をする必要があります。なので、子猫のいる場所は、しっかりと保温を行いましょう。シニア猫は、活動量が減少して筋肉が減るので、発熱量も減っていきます。成猫よりも少し暖かい25~28℃を目安に、年間を通して室温を保つと良いでしょう。
猫にとって、適した部屋作り
上下運動ができる場所があること
猫は、高いところや立体的な移動を好むので、家具や段ボール箱、市販のキャットタワーなどで、上下運動をできる場所を作るのが、おすすめです。
隠れ場所があること
猫は、狭くて暗い場所を好みます。高いところや狭いところに、安心できる隠れ場所を作りましょう!キャリーケースや棚を利用してコーナーに設置すると、隠れ場所として暗さと狭さが、確保しやすいです。
外が見える場所があること
猫は、安全なところから外を眺めたり、動くものを見ることを好みます。最も大きな理由としては普段過ごしている部屋は、自分の縄張りのため、家の中に敵が侵入してこないか、異常はないかなどを窓の外を見ながら監視します。その他にも、日光浴やリラックスのために、窓辺を好むともいわれています。
注意すべきポイント
室内におもちゃを置く場合は、誤飲に気をつけましょう。ひもやおもちゃで遊んでいるうちに、飲み込んでしまうことがあります。おもちゃ以外にも、電気コードや猫にとって有害な観葉植物がないか、注意しましょう。扉の開閉・窓・網戸のロックには気を配り、外への逃走などには、充分注意しましょう。
まとめ
今回は、猫にとって、適した部屋作りについてご紹介しました。猫種や個体によって、差はあると思いますが、猫本来の特性は、どの猫も共通することがほとんどです。今回ご紹介した内容を、住んでいる部屋と照らし合わせてみては、いかがでしょうか?猫ちゃんにとっては、ずっと生活するスペースになります。生活環境のストレスは、猫の健康に影響を与えることもあります。飼い主と猫ちゃんにとって、住みやすい環境を作りましょう。そして猫が住みやすい快適な部屋を作り、素敵なペットライフをより充実させていってください!